◆二十六番(
木村正義) ただいま議題となりました議案第五十八号 渋谷区
地域交流センター条例の一部を改正する条例につきまして、
総務区民委員会の
審査経過並びに結果を報告いたします。 本案は、
地域交流センター恵比寿の設置に伴い、条例の一部を改正しようとするものであります。 審査の中で、反対の立場から、
恵比寿出張所が恵比寿駅東口に移転することは、
地域住民の利便性を欠くものであり反対する。 また、賛成の立場から、
地域住民の要望にこたえた待望の施設であり歓迎する。
地域支援・防災拠点の面からも、今後一層の対応能力の向上に努められたい等の意見がありました。 本委員会は、
慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと多数をもって決定いたしました。 以上、
総務区民委員会の報告といたします。
○議長(
前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。 これから日程第七を採決いたします。 本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
前田和茂) 起立者多数。 よって、本件は原案のとおり可決されました。 日程第八を議題に供します。 〔
可部次長朗読〕-----------------------------------
△日程第八 議案第五十九号 渋谷区清掃及び
リサイクルに関する条例の一部を改正する
条例-----------------------------------
○議長(
前田和茂) 委員会の報告書を
事務局次長に朗読させます。 〔
可部次長朗読〕----------------------------------- 都市環境委員会審査報告書議案第五十九号 渋谷区清掃及び
リサイクルに関する条例の一部を改正する条例 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと多数をもって決定した。 右報告する。 平成二十四年十二月六日
都市環境委員会委員長 岡田麻理渋谷区
議会議長 前田和茂殿
-----------------------------------
○議長(
前田和茂)
都市環境委員長の報告を求めます。
岡田委員長。
◆十九番(
岡田麻理) ただいま議題となりました議案第五十九号 渋谷区清掃及び
リサイクルに関する条例の一部を改正する条例につきまして、
都市環境委員会の
審査経過並びに結果を報告いたします。 本案は、
廃棄物処理手数料の額の
見直し等を行うため、条例の一部を改正しようとするものであります。 審査の中で、反対の立場から、公衆衛生の観点からも、
清掃事業は自治体が責任を持って行うべきである。
清掃工場の
建設費等も含めた
コスト計算による手数料の値上げは、不況で経営と暮らしが圧迫されている
中小事業者と区民に負担を強いるもので、認められない等の意見がありました。 また、賛成の立場から、事業者が排出する事業系のごみについて、
自己処理責任の原則にのっとり、
処理原価に見合った
手数料額に見直すものであり、賛同する。平成二十五年十月一日に、混乱なくスムーズに移行できるよう、周知の徹底に努められたい等の意見がありました。 本委員会は、
慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと多数をもって決定いたしました。 以上、
都市環境委員会の報告といたします。
○議長(
前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。 これから日程第八を採決いたします。 本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
前田和茂) 起立者多数。 よって、本件は原案のとおり可決されました。 日程第九を議題に供します。 〔
可部次長朗読〕-----------------------------------
△日程第九 議案第六十三号
幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例-----------------------------------
○議長(
前田和茂) 委員会の報告書を
事務局次長に朗読させます。 〔
可部次長朗読〕----------------------------------- 文教委員会審査報告書議案第六十三号
幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと
全員一致をもって決定した。 右報告する。 平成二十四年十二月六日
文教委員会委員長 牛尾真己渋谷区
議会議長 前田和茂殿
-----------------------------------
○議長(
前田和茂)
文教委員長の報告を求めます。
牛尾委員長。
◆二十二番(牛尾真己) ただいま議題となりました議案第六十三号
幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきまして、
文教委員会の
審査経過並びに結果を報告いたします。 本案は、
幼稚園教育職員の給与の改定を行うため、条例の一部を改正しようとするものです。 審査の中で、本改定は、特別区
人事委員会の勧告を踏まえて
公民較差を解消するためのものであり、やむを得ない。
幼稚園教育職員の士気が落ちることがないよう配慮をお願いしたい等の意見がありました。 本委員会は、
慎重審査の結果、原案を可決すべきものと
全員一致をもって決定いたしました。 以上、
文教委員会の報告といたします。
○議長(
前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。 これから日程第九を採決いたします。 本件は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
前田和茂) 御異議ないと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
議事進行上、日程第十及び日程第十一を
一括議題に供します。 〔
可部次長朗読〕-----------------------------------
△日程第十 議案第六十号 平成二十四年度渋谷区
一般会計補正予算(第四号)
△日程第十一 議案第六十四号 平成二十四年度渋谷区
一般会計補正予算(第五号)
-----------------------------------
○議長(
前田和茂) 委員会の報告書を
事務局次長に朗読させます。 〔
可部次長朗読〕----------------------------------- 総務区民委員会審査報告書議案第六十号 平成二十四年度渋谷区
一般会計補正予算(第四号)議案第六十四号 平成二十四年度渋谷区
一般会計補正予算(第五号) 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、それぞれ原案を可決すべきものと
全員一致をもって決定した。 右報告する。 平成二十四年十二月六日
総務区民委員会委員長 木村正義渋谷区
議会議長 前田和茂殿
-----------------------------------
○議長(
前田和茂)
総務区民委員長の報告を求めます。
木村委員長。
◆二十六番(
木村正義) ただいま
一括議題となりました二議案につきまして、
総務区民委員会の
審査経過並びに結果を報告いたします。 初めに、議案第六十号 平成二十四年度渋谷区
一般会計補正予算(第四号)につきまして、本案は、平成二十四年度渋谷区
一般会計予算の総額に、
歳入歳出それぞれ一億一千三百九十八万五千円を増額し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ八百七億九百五十七万円とするものであります。 歳出の内容は、総務費で
東京都知事選挙の
執行事務にかかわるもの、民生費で
認可外保育施設運営にかかわるもの及び予備費となっております。 これらに要する歳入としての財源は、
都支出金及び繰越金が計上されております。 審査の中で、
東京都知事選挙の
執行事務については、経費節減に努め、公平、公正な選挙を執行されたい。 また、
認可外保育施設運営費については、渋谷区が推し進める
待機児童ゼロに大きく貢献するものであり、賛成する等の意見がありました。 次に、議案第六十四号 平成二十四年度渋谷区
一般会計補正予算(第五号)につきまして、本案は、平成二十四年度渋谷区
一般会計予算の総額に、
歳入歳出それぞれ五千三百三十二万三千円を増額し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ八百七億六千二百八十九万三千円とするものであります。 歳出の内容は、総務費で
衆議院議員選挙の
執行事務にかかわるもの及び予備費となっております。 これらに要する歳入としての財源は、
都支出金が計上されております。 審査の中で、投票日が
東京都知事選挙と同日になったことにより、投開票に混乱が生じないよう万全を期されたい等の意見がありました。 本委員会は、
慎重審査の結果、それぞれ原案のとおり可決すべきものと
全員一致をもって決定いたしました。 以上、
総務区民委員会の報告といたします。
○議長(
前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。 これから日程第十及び日程第十一を一括採決いたします。 以上二件は、それぞれ原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
前田和茂) 御異議ないと認めます。 よって、一括された議題はそれぞれ原案のとおり可決されました。 日程第十二を議題に供します。 〔
可部次長朗読〕-----------------------------------
△日程第十二 議案第六十一号 東京二十三区
清掃協議会規約の変更について
-----------------------------------
○議長(
前田和茂) 委員会の報告書を
事務局次長に朗読させます。 〔
可部次長朗読〕----------------------------------- 都市環境委員会審査報告書議案第六十一号 東京二十三区
清掃協議会規約の変更について 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと
全員一致をもって決定した。 右報告する。 平成二十四年十二月六日
都市環境委員会委員長 岡田麻理渋谷区
議会議長 前田和茂殿
-----------------------------------
○議長(
前田和茂)
都市環境委員長の報告を求めます。
岡田委員長。
◆十九番(
岡田麻理) ただいま議題となりました議案第六十一号 東京二十三区
清掃協議会規約の変更についてにつきまして、
都市環境委員会の
審査経過並びに結果を報告いたします。 本案は、東京二十三区
清掃協議会の担任する事務の変更に伴い、規約の一部を変更する必要があるので、
地方自治法第二百五十二条の六の規定により、当区議会の議決を求めようとするものであります。 審査の中で、
一般廃棄物処理業等の許可に関する事務を、東京二十三区
清掃協議会の
共同事務として一元化することで、手続の効率化を図るものであり、賛成する。引き続き、
許可事業者への指導が可能な
体制づくりに取り組まれたい等の意見がありました。 本委員会は、
慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと
全員一致をもって決定いたしました。 以上、
都市環境委員会の報告といたします。
○議長(
前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。 これから日程第十二を採決いたします。 本件は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
前田和茂) 御異議ないと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決されました。 日程第十三を議題に供します。 〔
可部次長朗読〕-----------------------------------
△日程第十三
委員会提出議案第一号 渋谷区
議会委員会条例の一部を改正する
条例-----------------------------------
○議長(
前田和茂) 提案理由の説明を求めます。 二十五番丸山高司議員。
◆二十五番(丸山高司) ただいま議題となりました
委員会提出議案第一号 渋谷区
議会委員会条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明をいたします。 本案は、
地方自治法の改正等により規定の整備を行うため、条例の一部を改正しようとするものであります。 どうぞ提案どおり御議決いただきますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。 本件は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
前田和茂) 御異議ないと認めます。 よって、本件は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。 これから日程第十三を採決いたします。 本件は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
前田和茂) 御異議ないと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決されました。 日程第十四を議題に供します。 〔
可部次長朗読〕-----------------------------------
△日程第十四
議員提出議案第十七号 渋谷区
議会会議規則の一部を改正する規則
-----------------------------------
○議長(
前田和茂) 提案理由の説明を求めます。 二十五番丸山高司議員。
◆二十五番(丸山高司) ただいま議題となりました
議員提出議案第十七号 渋谷区
議会会議規則の一部を改正する規則について、提案理由の説明をいたします。 本案は、
地方自治法の改正に伴い、本会議における公聴会及び参考人制度等、規定の整備を行うため、
会議規則の一部を改正しようとするものであります。 なお、提案者は沢島英隆議員、
薬丸義人議員、
岡田麻理議員、浜田浩樹議員、牛尾真己議員、
五十嵐千代子議員、
木村正義議員、植野 修議員、
鈴木建邦議員、菅野 茂議員と私、丸山高司、十一名の議員であります。 どうぞ提案どおり御議決いただきますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。 本件は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
前田和茂) 御異議ないと認めます。 よって、本件は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。 これから日程第十四を採決いたします。 本件は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
前田和茂) 御異議ないと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決されました。 日程第十五を議題に供します。 〔
可部次長朗読〕-----------------------------------
△日程第十五
児童福祉法にもとづく
児童福祉センターの存続を求める請願
-----------------------------------
○議長(
前田和茂) 委員会の報告書を
事務局次長に朗読させます。 〔
可部次長朗読〕----------------------------------- 文教委員会審査報告書
児童福祉法にもとづく
児童福祉センターの存続を求める請願 本委員会は、付託を受けた右請願を審査の結果、不採択とすべきものと多数をもって決定した。 右報告する。 平成二十四年十二月六日
文教委員会委員長 牛尾真己渋谷区
議会議長 前田和茂殿 意見 請願の趣旨に沿い難いため
-----------------------------------
○議長(
前田和茂)
文教委員長の報告を求めます。
牛尾委員長。
◆二十二番(牛尾真己) ただいま議題となりました
児童福祉法にもとづく
児童福祉センターの存続を求める請願について、
文教委員会の
審査経過並びに結果を報告いたします。 本請願は、渋谷区、本町の子育て環境を守り隊代表者、高柳 泉さんほか八百二十八名から提出されたものです。 本請願の趣旨は、
児童福祉法に基づいた
児童福祉センターを存続させ、工事中は代替施設を用意し、プール事業は継続することを求めるものです。 審査の中で、反対の立場から、新施設は、
児童福祉法に基づく
児童福祉センターとなることが本定例会で明らかにされている。代替施設を用意することは、二年余りの建て替え期間と費用対効果を考えれば困難である。また、プール事業については、近隣地区に中幡小学校温水プールを初め三カ所があり、代替可能である等の意見がありました。 また、賛成の立場から、
児童福祉センターは、幼児から高校生までが安心して利用できるかけがえのない施設であって、子どもたちが持続的に利用できるよう、代替施設の設置は当然である。また、
児童福祉センターのプールは子ども専用で無料であり、指導員が配置されるなど、子どもの育ちに大いに役割を果たしている等の意見がありました。 本委員会は、
慎重審査の結果、本請願を不採択とすべきものと多数をもって決定いたしました。 以上、
文教委員会の報告といたします。
○議長(
前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。 これから日程第十五を採決いたします。 なお、委員長の報告は不採択であります。 本件は、採択することに賛成の方は御起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
前田和茂) 起立者少数。 よって、本件は不採択とされました。 日程第十六を議題に供します。 〔
可部次長朗読〕-----------------------------------
△日程第十六 子どもの
教育環境と、心の安全を守る請願
-----------------------------------
○議長(
前田和茂) 委員会の報告書を
事務局次長に朗読させます。 〔
可部次長朗読〕----------------------------------- 文教委員会審査報告書子どもの
教育環境と、心の安全を守る請願 本委員会は、付託を受けた右請願を審査の結果、不採択とすべきものと多数をもって決定した。 右報告する。 平成二十四年十二月六日
文教委員会委員長 牛尾真己渋谷区
議会議長 前田和茂殿 意見 請願の趣旨に沿い難いため
-----------------------------------
○議長(
前田和茂)
文教委員長の報告を求めます。
牛尾委員長。
◆二十二番(牛尾真己) ただいま議題となりました子どもの
教育環境と、心の安全を守る請願について、
文教委員会の
審査経過並びに結果を報告いたします。 本請願は、渋谷区、渋谷区の子どもの
教育環境を守る会、竹内雄二さんから提出されたものです。 本請願の趣旨は、山谷小学校校舎建て替えに当たり、山谷小学校児童を原則的に代々木小学校へ転校させる措置をやめるとともに、情報提供を両校児童保護者・地域関係者に的確に行い、共通認識と開かれた場での十分な討議による関係者の合意形成を求めるものです。 審査の中で、反対の立場から、山谷小学校児童の安全確保は喫緊の課題であり、先延ばしできない。
教育環境が激変し心の安全を脅かすとあるが、根拠が示されておらず、代々木小学校への転校措置をやめた場合の対案も示されていない。教育委員会は着実に準備を重ねてきており、今後も学校関係者、地域と十分に協議を行い、両校を母体とする新しい学校づくりを進めてもらいたい等の意見がありました。 また、賛成の立場から、拙速な転校措置、新校設立方針について、保護者や
地域住民への説明会では、様々な疑問や問題が指摘されているにもかかわらず、教育委員会は真摯にこたえず合意形成が測られていない。また、小規模校では、子ども・教職員相互の親密な関係を築ける。
世界保健機関は百人以下の学校規模が望ましいとしており、急激な環境変化は子どもたちの心身に悪影響をもたらす等の意見がありました。 本委員会は、
慎重審査の結果、本請願を不採択とすべきものと多数をもって決定いたしました。 以上、
文教委員会の報告といたします。
○議長(
前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。 これから討論に入ります。 事前に討論の通告がありますから、順次指名いたします。 三十四番菅野 茂議員。
◆三十四番(菅野茂) 私は、日本共産党渋谷区議団を代表して、ただいま議題となりました子どもの
教育環境と、心の安全を守る請願に、賛成の立場から討論いたします。 本請願は、まず、山谷小学校が耐震補強ができないという結果から、全面的に建て替えることが決定し、児童の行き先が代々木小学校へ転校、山谷小学校は休校する方向性が示され、それに伴い、二年後には、山谷小学校跡地に両校を母体とする新校設立案が示されたが、このたった九カ月での性急な実質統合状態を生み出す山谷小学校児童の転校は、教育現場の混乱を来す危険性が高く、また、
教育環境の激変から子どもたちの心の安全を脅かすリスク、心身の不安定化などが起きる可能性が学術的にも極めて高い計画と言えますと、その問題点を指摘しています。 そして、両校の子どもたちのため、
教育環境を激変させ、心の安全を脅かし、いじめや不登校などのリスクを増大させる山谷小学校児童を原則的に代々木小学校への転校をさせる措置をやめてください。また、情報提供を両校児童保護者・地域関係者に的確に行い、共通認識と開かれた場で十分な議論を踏まえて関係者の合意形成をしてくださいと求めているものです。 実際、今回の代々木小学校への山谷小学校児童の転校措置は、来年四月に、二校の子どもたちを吸収合併状態で転校、統合させ、さらに二年後に新校設立状態にするという
教育環境の大きな変化を短期間に二度も一方的に体験させるものです。このことは、子どもたちの心の安全を脅かすリスクを高めるものであり、今回の性急な転校・統合措置を強行しようとする教育委員会と区の手法は多くの保護者の不信感と不安を高め、保護者と教育委員会の信頼関係を大きく損なうものです。 私が請願に賛成する第一の理由は、学校統廃合は、子どもの教育への影響が大きいという点です。 保護者からは、子どもの
教育環境の急激な変化に対する不安の声がたくさん上がっているのです。 ある保護者は、「教育委員会は、小規模校は特色ではないと言っていたが、代々木小学校はなくてはならない大切な特色だと思う。うちの子は言葉がうまくしゃべれないところがあり、どこの小学校に行こうか悩んでいました。代々木小学校に来ていじめられることもなく、温かく見守れて一年間過ごしてきました。たくさんの子どもに囲まれると、どんなストレスを抱えるか、言葉のことでいじめが起こるのではないかと不安に思います」と切々と訴えているのです。 現在、代々木小学校の児童は百人で、小規模のよさを発揮し、先生と子どもとの人間的温かい関係が築かれ、小さくてもきらりと輝く学校となっています。校長先生は、きめ細かい指導が行えるため、いじめは一切ないと話しているのです。 今年二月六日に文科省は、二〇一〇年度の問題行動調査を発表しています。少人数学校ほど少なく、百人以下ならほとんど起っていないことが明らかになっています。 また、請願者の願いである子どもの
教育環境と、心の安全を守る問題に関して、千葉大学名誉教授の三輪さんは、「人間らしさをはぐくむ人間が育つために、学校でも家庭でも家族でも、地域社会でどのように長い期間にわたる親密な継続的・安定的な異年齢の人間関係の維持が不可欠であり、その過程での様々な生きた経験が人間をつくる。そのために学校ではクラス替えがなく、クラス担任がかわらず、みんながよく知り合い、地域の人々との交流が深まる小さな学校が理想である」と述べています。 二〇一〇年六月に発表された国連こどもの権利委員会の勧告では、さらに日本の子どもについて、「情緒面での健康状態が低い。教師との関係の貧しさなどが目立つ」と指摘し、その原因となっている、極端に競争的な環境を改善することを求めています。 また、WHO(
世界保健機関)においても、調査研究を集約し、人間的な関係に基づいた個性的な教育の条件として、学校規模百人以下を勧告しているのです。このことからも統廃合はやめるべきです。 そもそも統廃合の理由としている山谷小学校の耐震化については、文科省の耐震基準に達していないのは、昭和三十四年の校舎だけであり、現在、子どもの安全を考え、教室を移動させているのです。 さらに教育委員会は、保護者説明会で、「山谷小学校は震度六、七の地震ですぐ崩壊するわけではない」と説明しています。 山谷小学校の耐震化についても、この間、教育委員会のやり方は、子どもたちの
教育環境をよくするために保護者が真剣に声を上げていることに耳を傾け、計画を練り上げるのではなく、教育委員会が決めた当初の決定を押しつけるものにほかなりません。まず白紙に戻すべきです。その上で情報をすべて開示し、耐震補強工事を含めた工事方法について、区民、専門家の知恵を集め、子どもたちにとって最善の方法を保護者、住民と協議すべきです。このことからも、請願者の思いをしっかりと受けとめるべきと考えるものです。 賛成の第二の理由は、請願者が述べているように、今回の性急な転校・統合措置を強行しようとする教育委員会と区の手法は、多くの保護者の不信感と不安を高め、保護者と教育委員会の信頼関係を大きく損なっているからです。 子ども、保護者、
地域住民、教職員など関係者の声に耳を傾けず、区教育委員会が一方的に押しつける学校の統廃合の主張そのものに重大問題があるからです。 この間行われた説明会でも、山谷小学校の父母から、「周りの人まで巻き添えにしてまで自分の子どもを幸せ、安全にしようとは思わない。みんなで安全になりたい。教育はそういうものではないか。このまま代々木小学校に転校させてくださいなんてできない」。また、保護者から「校地面積は山谷小学校のほうが代々木小学校より狭い。より狭い敷地に多くの子どもを詰め込むことは教育的によいのか」などの意見が数多く出されています。 今回のように性急な学校の統廃合を押しつけることによって、これまでの子どもの
教育環境が大きく変わり、子どもの心の安全がどう守られるか、保護者が不安を高めるのは当然のことです。教育委員会は、保護者などの声に真摯に耳を傾けるべきです。どういう学校をつくるかは、保護者、住民が決めていくことであり、教育における地方自治の原則です。それを踏みにじることは許されることではありません。 さらに、公立学校は、地域の核としての役割があり、そこに学校があるから地域に残って子育てができるという点で、地域を維持する上で欠かせない重要な施設です。一方的で性急な学校の統廃合は道理のないものであり、地域のコミュニティを破壊するものです。住民合意を一部の人による形式的なものにするのではなく、情報提供など関係者が共通認識でき、開かれた場で十分な議論を行えるようにすることが今強く求められているからです。 以上、子どもの
教育環境と、心の安全を守る請願に賛成する討論といたします。 以上です。
○議長(
前田和茂) 二十五番丸山高司議員。
◆二十五番(丸山高司) ただいま議題となりました請願受理番号第三十八号 子どもの
教育環境と、心の安全を守る請願につきまして、渋谷区議会自由民主党を代表して、本請願に反対の立場より討論いたします。 山谷小学校校舎は、すべての区立小中学校の耐震補強工事が完了した現在において、区内で唯一残った国の耐震基準を満たさない校舎であり、十二月七日に本区で震度四の地震が襲うなど切迫性が極めて高い状況の中で、児童の命と安全を守るために、その対応は、迅速かつ緊急を要する喫緊の課題であります。 本校舎は、これまで幾度となく議会にも報告があったように、耐震補強工事が不可能であり、加えて、築五十年を超え老朽化が進んでおり、先ほどまるで安全かのような発言がありましたが、全面的に建て替えるしかその解決方法はないのであります。 そして、教育委員会がこの校舎建て替え計画を策定するに当たり、あらゆる選択肢を熟慮検討した結果、仮校舎建設の適地が全くない状況の中、狭隘な校地に仮設校舎を建て、児童が通学、活動するすぐ隣で工事を強行するという方策を採用せず、最も至近な代々木小学校に児童受け入れの協力を依頼したことは、何より工事期間中の児童の
教育環境や安全確保を第一に考えたものであり、その対応として十分理解し、評価するものであります。 教育委員会から両校の保護者に対し、転校や児童受け入れについての説明が始められて以来、区議会においても本会議質問や
文教委員会の審議の場で様々議論がありました。その中で、本請願に賛成を表明している会派は、あくまでも計画の白紙撤回を繰り返し求めております。また本請願に反対はするものの一時凍結を求めている会派もありますが、それでこの児童の安全を守る緊急課題をどのように解決することができるのでしょうか。計画を白紙に戻し、一から議論を始めたり、期限も定めずいたずらに本計画を凍結した場合、その間、山谷小学校児童を一体どの校舎に通学させるつもりなのでありましょうか。 さらに言えば、本請願に賛同された議員に私どもは問いたいと思います。代々木小に原則転校する措置はやめてくださいと要望され、では、子どもたちの安全をどのように守っていくか、その対案があるのでしょうか。その対案を示すことなく中止を求めることは、議会人として無責任のそしりは免れないものと考えます。 現在、代々木小学校では、来年度の児童数増加に対応するため、校庭の一部に二階建ての仮設校舎の建設が進められております。この工事の実施に当たっては、保護者からの強い要望により、音の出る工事は、昼間の授業時間中には行わないという約束で進められていると承知しております。そのため、今月中旬の完成予定が、年明けに大きくずれ込むそうであります。当然そのことは、工事費にも影響を及ぼすものと考えますが、区長、教育委員会が、代々木小学校児童の
教育環境に配慮し、優先しての措置であるもので、次世代を担う子どもたちのことに意を持つ区長の英断であると考えるところであります。 そうであってみれば、来年度からの山谷小学校校舎の建て替え工事は二年度にわたり、その何十倍もの規模で既存校舎を解体し、新校舎を建設するものでありますから、児童が転校するということは極めて合理性を有する最善の措置と考えるものであります。 次に、本請願の中で、教育現場の混乱を来す危険性、
教育環境の激変による心の安全を脅かすリスク、また、いじめや不登校の問題に言及されております。 確かに六年間の途中で転校する児童、少人数の環境が変わる学校、それぞれに心配や不安があることは理解するものであります。しかし、そうであるからこそ、我が会派は、今回の代表質問において、両校の児童が四月からスムーズに学校生活が送れるよう、両校を中心にどのような準備がされているのか、また、来年度児童数が増えることとなる代々木小学校では、どのような工夫や配慮がなされていくのかについて、池山教育長に質疑を行い、その検討状況や、既に始まっている両校の交流活動について詳細な答弁をいただきました。 特筆すべきは、展覧会や音楽会の機会を利用した交流活動では、両校の児童はすぐに打ち解け、今後の交流や、同じ学校に通うことになることを楽しみにしている声が多く聞かれたとのことであります。さらには、今後、両校の放課後クラブでの交流も予定されているというふうに承知しております。また、児童の精神面でのケアや、児童の様子をよく知る教員の配置についてもきちんと対応するとの答弁もあったところであります。 本請願者の心配や不安に十分にこたえる準備と対応が、現在、両校並びに教育委員会と連携しながら進められているものであり、杞憂であると確信するところであります。 加えて、本請願では、新校設立計画にあるべき基本計画が存在せず、本来なら、学校適正規模計画・適正配置計画を策定し、合意形成を図りながら進めるべきと主張されています。「学校適正規模」、「適正配置計画」といった単語に過剰に反応し忌み嫌い、否定し続けている会派の議員が四名も紹介議員に名を連ねていることは笑止千万な話であり、つまみ食いを得意とするポピュリズムここに極まる話であります。 なお、新しい学校の設立については、平成二十七年度との説明がありました。代々木小学校に山谷小学校の児童が転校して二年間の期間があるわけであります。児童がお互い交流し、一体となることは十分な時間であると考えます。両校を母体として新しい学校をどのような学校としていくかについても、渋谷本町学園設立の手法を用いて、この期間を使って保護者、地域、学校関係者が十分に話し合う機会が確保できるよう、来年度より、新校設立の委員会を立ち上げるものと承知しております。是非、未来志向で、関係者と教育委員会が連携して開校準備を進めていただきますよう要望するものであります。 以上述べましたように、本請願の趣旨につきましては、代々木小学校への転校を中止することは、本区児童の命と安全を守るために全く受け入れことができない要望であり、関係者の合意形成についても段階と手順を踏んで進められているものであり、何らそごはないものと考えます。 よって、我が自由民主党議員団は以上の理由により、本請願を不採択すべきものであることを表明し、反対の立場からの討論といたします。
○議長(
前田和茂) 十一番
笹本由紀子議員。
◆十一番(
笹本由紀子) ただいま議題となりました子どもの
教育環境と、心の安全を守る請願について、賛成の立場で討論を行います。 子どもたちの
教育環境と心の安全は、わずか九カ月という短期間のうちに、それも転校統合という全国でも前例のない方法で、実質統合状態に置かれることにより脅かされています。それなのに、これまで山谷小、代々木小の子どもたちにとって、この転校統合が本当に教育的によいことなのかという話し合いはなされておりません。 一月の教育委員会六人の定例会の中で、「学校ありきではなく、まずは子どもありきなはず」という発言がありながらも、その後の話し合いは実際にされていないのです。 代々木小の関係者の方々は、山谷小の耐震問題のための建て替えには、子どもの親として同じ思いを共有しようとしてきました。さらにそこに教育委員会が、建て替えに伴い、近隣の小規模校の解消を図るべきだと新たな新校設立案を決定しました。それは、当初の建て替えのための転校措置ではもはやなく、建て替えに便乗した統合と計画の趣旨を大きく変更したものとなってしまったのです。これは、転校という言い方に隠された新校設立と同じ状況に、たった九カ月で置かれてしまうということなのです。 大勢で転校するのだから、心のリスクはないというのは、統廃合することに時間をかける必要がないと言っているのと同じことです。 請願者は、子どもたちの
教育環境と心の安全を守るために、渋谷区教育委員会へ再三にわたって、なぜ、仮設校舎を建築できないのか、代替地は本当にないのか。ならば、代々木小にせめて二校併設が望ましいのでは。山谷小学校の児童受け入れに関しては、代々木小学校の
教育環境や心の安全を脅かさない程度の人数の受け入れならばと質問や提案を繰り返ししていますが、教育委員会は質問への明確な回答をせず、「もう決まったことで変更はない」と突き返し、今もなお実現できない理由は提示していません。 本請願は、子どもたちの心、保護者の心、先生の心、その安全を求めている請願であります。急激な環境変化は心身の不安定化を招き、性急な転校で学校崩壊、いじめ問題へつながる危険性が高まることは十分に考えられるリスクです。 今、代々木小は、窓の外でプレハブ建設の工事の中、授業を受けており、先日も約二十メートルのクレーンの足元で体育の授業をしていました。
文教委員会では、「今は問題が起きていないから大丈夫」という見方がありましたが、それは杞憂でしょうか。それは、教育委員会が、「デメリットはない」と言い続けているのと同じ姿勢であり、明確なリスクを検討せず進めた責任はだれがとるのか、これは安全神話で重大事故を招いた構図と同じではないのかと保護者は不安に思っているのです。 何か問題が起きてからでは遅い。子どもたちの心の安全を最優先に考えてほしいということに、なぜ反対だと言えるのでしょうか。どうか御自身のお子さんやお孫さんが、同じようにこの九カ月で心が受けるダメージについて、何のリスクも検討されないまま現在のような立場に置かれたと想像してみてください。本請願の保護者の方々のように、両校の子どもたちのより豊かな学校生活を願い、命を守ることは必然であり、また、それと同様に、心の安全を守るために「リスクは限りなく小さくすべき」という求め願うお気持ちに皆さんもおなりになられるのではないでしょうか。 請願者の思いに寄り添う視点で施策を進めるべきと考え、本請願に賛成の討論といたします。
○議長(
前田和茂) 以上で通告による討論は終了いたしました。 ほかに討論はありませんか。これをもって討論を終結します。 これから日程第十六を採決いたします。 なお、委員長の報告は不採択であります。 本件は、採択することに賛成の方は御起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
前田和茂) 起立者少数。 よって、本件は不採択とされました。 日程第十七を議題に供します。 〔
可部次長朗読〕-----------------------------------
△日程第十七
生活保護基準の引き下げはしないことなど国に
意見書提出を求める請願
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○議長(
前田和茂) 委員会の報告書を
事務局次長に朗読させます。 〔
可部次長朗読〕----------------------------------- 福祉保健委員会審査報告書
生活保護基準の引き下げはしないことなど国に
意見書提出を求める請願 本委員会は、付託を受けた右請願を審査の結果、不採択とすべきものと多数をもって決定した。 右報告する。 平成二十四年十二月六日 福祉保健委員会委員長
五十嵐千代子渋谷区
議会議長 前田和茂殿 意見 請願の趣旨に沿い難いため
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○議長(
前田和茂) 福祉保健委員長の報告を求めます。 五十嵐委員長。
◆二十四番(
五十嵐千代子) ただいま議題となりました
生活保護基準の引き下げはしないことなど国に
意見書提出を求める請願につきまして、福祉保健委員会の
審査経過並びに結果を報告いたします。 本請願は、渋谷区、渋谷社会保障推進協議会会長、福井典子さんほか五十三団体から提出されたものです。 本請願の趣旨は、生活保護の老齢加算を復活し、
生活保護基準の引き下げをしないよう国に働きかける意見書の提出を求めるものです。 審査の中で、反対の立場から、不況の影響で失業した現役世代の生活保護申請が急増し、受給者が二百十一万人に上り、国においては、社会保障全体を考える議論がされており、自立、就業支援などに力を入れるべきである。また、生活保護は、本来、障害や疾病があるために働きたくても働けない人のための保障であり、このまま受給者が増加すれば、制度が維持できない。社会状況の変化により就労意欲を促す改革など、制度の根本を見直すべきである等の意見がありました。 また、賛成の立場から、老齢加算は、高齢者の餓死や孤立死が頻発し、社会問題となっている今こそ復活すべきである。また、
生活保護基準の引き下げは、受給者だけでなく、労働者の最低賃金や住民税の課税限度額の引き下げにもつながるもので、すべての国民に文化的な最低限度の生活を保障する憲法第二十五条の規定に反するもので許されない。国に意見書を提出すべきである等の意見がありました。 本委員会は、
慎重審査の結果、本請願を不採択とすべきものと多数をもって決定いたしました。 以上、福祉保健委員会の報告といたします。
○議長(
前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。 これから日程第十七を採決いたします。 なお、委員長の報告は不採択であります。 本件は、採択することに賛成の方は御起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
前田和茂) 起立者少数。 よって、本件は不採択とされました。 日程第十八を議題に供します。 〔
可部次長朗読〕-----------------------------------
△日程第十八 閉会中の
調査事件について
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○議長(
前田和茂) お手元に御配付いたしました特定事件継続調査事項表に記載のあります各件については、それぞれ所管の委員長から、さらに調査を要するとの申し出がありましたから、閉会中も調査を続行するよう付託することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
前田和茂) 御異議ないと認めます。 よって、さよう決定されました。 区長から発言の通告がありますから、これを許可いたします。
桑原区長。
◎区長(
桑原敏武) このたびの定例会には、条例七件、補正予算二件、規約変更一件、人権擁護委員の諮問五件、
専決処分の報告二件を提出いたしまして御審議をお願い申し上げましたところ、それぞれ原案どおり御議決、御了承いただきありがとうございました。 御審議中にいただきました御意見、御要望等につきましては、今後の区政執行に当たり検討し、区政に反映してまいりたいと存じますので、よろしく御協力のほどお願い申し上げます。 さて、本年も余すところあと二十日余りとなりました。急施案件のない限り本日が本年最後の本会議と相なります。寒さもますます厳しくなる折、くれぐれも御健康に留意され、御家族ともども御健勝裏にめでたく新年をお迎えになられますように心から御祈念申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。 ありがとうございました。
○議長(
前田和茂) 私からも一言申し述べさせていただきます。 今年一年、各議員の皆様におかれましては、区民福祉の増進のため御努力いただきましたこと、敬意を表させていただきます。 本日は、議会運営にかかわる
地方自治法の改正も行われたところでありますけれども、私ども渋谷区議会におきましても、本年度はインターネット録画中継の開始など新しい試みを取り入れる一方、先輩方が築き上げられた区議会のよき伝統、これを守っていくために皆様が真剣に御議論いただいたことに心より感謝申し上げさせていただきたいと思います。 急施案件がない限り本日が最後の本会議となりますが、お聞きするところによると、継続調査で委員会がまだ開かれるともお聞きしておりますが、今年一年間も残りわずかとなりました。皆様おそろいで輝かしい新年をお迎えになられますことを心からお祈り申し上げさせていただきまして、私からのあいさつとさせていただきます。 ありがとうございました。 本日の日程は全部終了いたしました。 これをもって本日の会議を閉じ、平成二十四年第四回渋谷区議会定例会を閉会いたします。
----------------------------------- 閉議・閉会 午後二時四分
-----------------------------------右会議の経過を記載し、その相違ないことを認め署名する。渋谷区
議会議長 前田和茂渋谷区議会議員
薬丸義人渋谷区議会議員
木村正義...